Painter2020 ブラシ消しゴム切り替え遅延 Paintstormというアプリもある

いろいろと問題があってもPainterの開発が終わってしまったら困るのでアップグレードしようと思っていました。
しかし…。問題が多すぎました。

Painter2020

ブラシから消しゴムへの切り替えが遅延するので、線を描いて消しゴムで消す作業をショートカットキーで行う時に消しゴムになっていてほしいのに鉛筆のまま…。

UIの更新も最初はいいな…と思ったのですが…。

Painter2020

用紙を選択するとこの画面が消えてしまうので、用紙を選択して拡大率を変更する時は開き直す事になります。
結局従来どおり用紙パネルを開いたまま作業…。

Painter2020

システムは推奨仕様を満足しています。
満たしていますの誤訳だと思いますが製品の出荷前にチェックする事はできなかったのでしょうか?

ブラシ→消しゴムの切り替え遅延はGPUがオンボードだからから?と思いましたがこのベンチマークテストの結果を見る限りGPUの問題ではなさそうです。

CPUは第8世代のCore i5です。

たしかにやたら安かったAcerのパソコンですがまだ買ったばかり…。

Acer デスクトップパソコン Aspire Core i5-8400/8GB

いまとなっては、思っていたほど速くないような気もするのですが…。
6年前のCeleronからの買い替えです…。それにくらべると爆速PCになった筈なんですけどね。

Painter2020があまり良くないとなると、次のバージョンで改善されるかどうかもわからないのでクリスタとMediBang Paintになれるしかないのかな…と思いましたが…。

Paintstorm Studio

Paintstorm Studio | Professional software for digital painting



Paintstorm Studio。

Painterのブラシの完全な再現はできないものの、似たような塗り方をする事ができました。

混色系のブラシがきちんと動作しているのでラフに塗って混色してならすPainterと近い感覚で作業する事ができます。

おまけに19ドルで日本円にして2千円ちょっとです。

それにしては知名度が低い…。
UIの日本語対応が比較的最近だった事もあるのかもしれません。

カスタムパレットもありますし、ブラシの設定項目もPainterの設定項目を知っている方なら設定項目が多すぎて…とならないと思います。
必要な設定項目だけカスタムパレットに保存しておく事もできます。

キーボード・ショートカットの設定は項目のダブルクリックとスライダーの上で右クリックなど。

英語のマニュアルに反応しない時はダブルクリックの間隔を短くしてみてくださいとありました。
すばやくダブルクリックしたところ設定する事ができました。
posted by さとぴあ at 2019/08/05 15:56 | Painter

Painter2019 x Core i5-8400

2012年に購入したノートパソコンのCeleron B820でPainter2019を使っていましたからCeleronでも使えると思いますが、CPUに負荷のかかるブラシを使ってさらにサイズを大きくするとCore i5-8400でもCPU使用率100%になります。

テストに使用したのは、AcerのデスクトップパソコンAspire Core i5-8400 XC-885-N58F

Painter2019 x Core i5-8400

Painterのリアル水彩のフラクタルウォッシュ (境界)のサイズを300pxにしてストロークした時のリソースモニターの様子。

CPU 0からCPU 5、合計6個のCPUの使用率が全体的にあがりCPU使用率100%になりました。
Painterのパフォーマンス設定のマルチコアの使用は3。

これは、Corei5のPCにインストールしたときにPainterが設定した値です。
Celeronならここが1になります。
デジタルアート & ペイント ソフトウェア - Corel Painter 2019

マルチコア プロセッサや、AVX2 拡張を使用し、コード最適化を行う CPUへのサポートが強化されたおかげで、これまでで最高速の Painter が生み出されました。

クリスタ x Core i5-8400

クリスタのにじみ水彩を300pxにしてストロークした時のリソースモニターの様子。

描画は遅延しますがCPU使用率は50%以下です。
CPU 0とCPU 5の使用率は100%ですが、その他のCPUを活用している様子はありません。

MediBang Paint x Core i5-8400

MediBang PaintはCPU 5に負荷が集中、その他のCPUを活用している様子はありません。

「Painter 2019」|ソースネクスト
posted by さとぴあ at 2019/04/29 17:03 | Painter

Painter2019のインストーラーのバックアップ

Painter2019の体験版をダウンロードすると
CorelPainter2019.exe
というファイルが手元に残ります。
しかし、このファイルを実行するとプログラム本体のダウンロードがはじまる仕組みなので
CorelPainter2019.exe
をバックアップしてもあまり意味がありません。
CorelPainter2019.exe
を実行するとどうなるか…。画像はPainter2018のものですが2019でも同じです。

Painter2019のインストーラーPainter2019のインストーラー

すでにPainter2018の最新版がインストールされている状態で、2018の体験版をインストールしたので、何も変更されずにインストールウィザードが終了しました。

Painter2019のインストーラーPainter2019のインストーラー

C:\Users\ユーザーアカウント\AppData\Local\Temp\Painter\

にPainterのインストールに使うzipファイル
CorelPainter2018.zip
が残りました。このファイルがあれば、Painterをインストールできます。

Painter2019のインストーラー

Painter2019の修正パッチがを適用しましたが、修正パッチが手元に残りませんでした。
そこで、2019の体験版をダウンロードしてセットアップし、テンポラリーに残った
CorelPainter2019.zip
をバックアップしました。
おそらくこの体験版は、パッチをあてる必要がない修正されたバージョンだと思います。
CorelPainter2019.zip
のファイルサイズを比較して、ファイルサイズが違えばパッチ適用ずみのバージョンという判断です。

デジタルアート&ペイントソフト「Painter 2019」|ソースネクスト

Painter2019 Amazon
posted by さとぴあ at 2018/12/27 23:11 | Painter